クソ寒い真夜中に川遊びをして風邪をひいた、まつもとです。
モクズガニの準備はできていますか?
モクズガニは淡水に生息するカニの仲間では大型になる種類で、英名の”Japanese mitten crab”(日本の手袋ガニ)の由来になるほど鋏脚(ハサミ)に毛が生えているのが特徴。ちなみにこの毛、脱皮直後は白色をしており、当時飼育していた幼い頃の私は「カニが玉手箱を開けて歳をとった」と思っていました。白色の毛はだんだん黒褐色になっていきます。汚れた川で捕獲した個体は、毛の部分から汚れが出てきます。。。
モクズガニは主に淡水域で見られるのですが、ほとんどの個体が秋から冬にかけて産卵するために海に下ります。つまり、川の上流で石をひたすらひっくり返して捕獲しなくても、河口付近に行くとわんさとカニが取れるのです。これにはどこかの星の王子べ◯ータみたく「モクズガニのバーゲンセールだな」と言ってしましそうです。
前回はモクズガニをルアーで引っ掛けて回収するという方法でしたが、あれは効率が悪い。カニ籠*1は(私がモクズガニを捕獲しているとことでは)使用しても問題ない場所なのですが、モクズガニよりもマハゼが入るのでボツに。今回は網で回収します。
(モクズガニとの初遭遇が住宅街で魚を釣って食べるシリーズで、それからも度々出てきていました。)
(Mr.都市伝説 関暁夫風な口調で) 来たよ!
この付近は汽水域です。やはり、モクズガニの凄いところは浸透圧調整能力でしょうか。
汽水域ではなく完全に海の環境にいるモクズガニを見たことがあります。モクズガニは汽水域の塩分の薄い環境や海、塩分濃度が高くなる干潟の環境にも適応できます。
さっそく川を覗き込み、モクズガニを捕獲しようとしたら足元に何かが寄ってきたではありませんか!!
ネコでしたー
すごく甘えてきましたのでモフりまくりました。
くれぐれも落ちないように注意されたし。2mほどの高さで満潮時の水深が60cm。今は干潮のタイミングなので浅いところで3〜40cmほど。底はコンクリートなので普通に体を強く打って死にます。
水深があったのでウェーダーを履くのは諦めました。深いところだと寒中水泳になってしまいますからね。柄の部分が2mほど伸ばせる玉網で回収します。
いざ捕獲と、思ったら近所に住むおじいさんから「寒いから」とコーヒーの差し入れが。このおじいさん、毎年私とこの場所で釣りの話をする知り合いです。私との年齢差は67歳差で大ベテラン。歳なので小型船舶やら免許を自主返納したらしいです。
手が汚れているのはダイワのウェーダー修理のボンドがついているだけです。洗っても取れませんでした。
モクズガニ獲りのことを失念していました。再開
玉網の柄にライトをくくりつけて捕獲しています。暗くて何なのかよくわからないと思いますが。。。
フナやハゼも捕獲できました。カニの写真を撮ろうとしたら雪が降ってきて寒かったので帰宅。
茹でガニ。熱が取れたら冷凍しておきます。近々おしゃれな料理でもしようかな…