まつもとの雑記

理系のオタクが一般ピープルには理解されない"ディープな"趣味について書き綴ります

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泳ぎ上手さん

 

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アカエイと同時に持ち帰ったワタリガニのその後です。

 

今の所、甲幅5cmほどの個体を45cm水槽で3匹飼育していますが、脱皮後の個体が攻撃されることはありませんでした。大きくなったら1水槽1個体か、ハサミ部分を固定して大きいプラスチック製トロ舟で飼育するしかなさそうです。

 

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ワタリガニが生息する環境

 

ワタリガニの生息地の環境から、自然環境下では小魚や巻貝、二枚貝甲殻類、ゴカイなどの環形動物を捕食すると思われます。海藻類も食べると思いますが、肉食性が強いので飼育する際は魚の切り身などが必要です。

(水槽にイサキの幼魚を入れていたら食われました)

 

私が飼育しているワタリガニの餌は、魚の切り身と二枚貝(オキシジミ)です。餌を十分に与えていないと、複数飼育している場合は共食いをします。

 

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写真は餌として用いたオキシジミ食用としても利用できる。

 

ただ、水が汚れやすいので、餌を与える水槽と普段の飼育水槽を分けるか、水質が安定する大型水槽で飼育する、ろ過能力の高いフィルターを用意することをオススメします。

 

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ガザミの遊泳脚(写真 上)と一般的なカニの第5脚(写真 下)

 

ワタリガニの脚を見ると、後方にある脚(第5脚)はオール状になっています。ガザミの仲間は遊泳脚を持つので海中で素早く泳ぎます。捕まえるのもひと苦労。

 

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砂に潜っていたワタリガニを捕獲(写真 上、下)

 

砂に潜るのも遊泳脚を上手に使って潜ります。砂に潜られると見失うので捕獲するのが大変です。

 

他に気付いた点があれば書いていこうと思っています。

 

それにしても、ワタリガニについて書いていたらお腹が減りました。。。

前に書いたアメリカザリガニのトマトクリームパスタではなく、ワタリガニのトマトクリームパスタを作って食いたいです。

 

ちなみに、飼育している個体にはそれぞれ非常食1号、2号、3号と名付けました。