実はスーパーで売られている魚よりも良質なタンパク質が摂取できます。
1994年、茨城大学で「霞ヶ浦産外来魚の筋肉の成分組成」というテーマの研究があります。
https://core.ac.uk/download/pdf/59201713.pdf
これは在来生態系に影響を与えているオオクチバスなどの外来魚の筋肉の成分分析をして、今は未利用魚だけど研究結果次第では有効利用できるじゃね?という研究です。
元々食用で入ってきたのに未利用というのはおかしい話ですが。
研究結果はオオクチバス、ブルーギル、ハクレンの3魚種について、私たちが食べている「タラ」と組成が似ているという事と、粗脂肪が少ないという事、オオクチバス、ブルーギルのタウリン含量がそれぞれ372および279mg/100gと高くカツオよりも多いという事が判明しました。
タウリンは血中コレステロール低下作用や神経機能調節作用などがあるので健康面もバッチリですね!
研究によると私たちが食べている魚よりも実はタウリンとか含んでいて良質なタンパク質のようです。これは摂取しなくては!!
論文からの引用ですが、『オオクチバス,ブルーギルおよびハクレンは良質のタンパク質補給源であるばかりではなく,タウリンなど健康増進に有効な成分を含むこと,肉質は脂肪が少ない白身であり,練り製品等の加工原料に適していること,などが明らかにされた。したがって,これらの外来魚は有用な食料資源と成りうる。』とあり、農薬等の汚染だとか安定した漁獲量があれば食卓に並ぶかもしれませんね。
長々と書き綴りましたが私は何が言いたいのか。
""""""積極的にオオクチバスやブルーギルを食べよう!""""""という事です。
写真はライギョの蒲焼きですが皆さんもぜひ試してください!!