まつもとの雑記

理系のオタクが一般ピープルには理解されない"ディープな"趣味について書き綴ります

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ウナギの寝姿

ウナギが寝ている様子って知っていますか?

飼育下のウナギが仰向けになって寝ている様子がSNSなどでバズっているので既に知っているぞという方も多いと思います。

ですが、それらはあくまで飼育下の個体であって野性の個体ではないんですよね。

今回は野生のウナギが白昼堂々と寝ている様子を激写したのでお伝えする。

 

これはライギョを駆除した川で撮影した1枚。

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これは死んでいるのではなく、本当に寝ている。

手で掴むと逃げられたがなんとか捕獲に成功。

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ツイートもしましたが、ニョロニョロ系の魚は通称デスロールをするので気を付けましょう。一般ピープルでは指がもげます。

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この通り生きていますね。

なんで仰向けに寝ているのでしょうか。最初は飼育下の個体だけだと思っていましたがそうではないようですね。

もしかしたら野生のウナギも寝るときは仰向け寝なのでしょう。

ただ、三面コンクリートの何も隠れる場所がないところで転がっているのは「どうぞ狙ってください」と言っているようなものなので可愛いというよりかは絶滅危惧種くんなんだからもうちょっと敵から逃げて!!と思ってしまいました。

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ウナギがいた川で捕獲したライギョ 数十匹は食って1匹飼育している

ウナギを襲う天敵がいないから堂々と寝ていたとしたら、よりライギョなどの外来種を排除する口実になるのでぜひそうであって欲しい(願望)

ライギョを駆除したおかげか魚類・甲殻類の個体数が確実に増えており、甲殻類モクズガニテナガエビが特に増えている。

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テナガエビに関しては稚エビが数え切れないくらいいるので捕獲して、でかい水槽でテナガエビ養殖したい。

養殖したでかいエビを焼いたりアヒージョにしたりパスタに入れて食いたいし繁殖させたい。

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川の恵に圧倒的感謝。谢谢茄子!!

できることならモクズガニも養殖したい。

もちろん特定外来生物上海ガニことチュウゴクモクズガニではなく日本の在来種のモクズガニ

スーパーに売っていた生き物を飼育する動画について少し解説

みなさんご存知の通り、このブログではアサリやホタテ、ハマグリ、サザエ…とやっていきたが最近になってカレイやタコの飼育に成功した。


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まずはシャコ。意外と売り場でも動いていて元気だった。

鮮度が落ちると変色するので見分けやすいのでエビ購入して飼育ができるのであればシャコや伊勢海老、ロブスター、ワタリガニなどは簡単に再現できると思われる。

クルマエビは鮮度を保つために湿らせたおがくずに入れて輸送する。これはスーパーのエビが生きている原理と同じで、エラが湿っていれば海水の中にいなくても少しの間は生きたまま保管できる。


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タコはマダコを飼育したいと思っていたが水槽の上に脱走防止のために金網や重りを用意しないといけない。

面倒なので生きているマダコは買わずにテナガダコを購入した。

スーパーで売られている時は動きが全くなかったが水槽に入れると元気だった。

冷蔵ショーケースの中はかなり温度が低くなっているのでタコも一時的にうごけなかったのだろう。まあ、あまりにも長時間冷やされると死んでしまうかもしれないが。

テナガダコは名前の通り触手(手)が長い。そのためか、マダコほど筋力がないので水槽から脱出を試みても失敗に終わる。マダコより飼いやすそうだ。

結局1年飼育したが、短命なタコの寿命には抗えずに衰弱してしまった。

寿命が長いミズダコなら3年くらい生きると思うが巨体なので収容する水槽がない。。。


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これはイシガレイが対面鮮魚で売っていたので買った。(そして飼った)

私の住んでいる地域だけかもしれないが、イオンの鮮魚コーナーで特定の曜日だけ対面販売することがある。春先に対面鮮魚で売られていたホタテの稚貝はかなり動いており「とても新鮮だな」という印象が強かったので通い詰めた。すると売り場にカレイがおいていたのだが、締められた形跡がなかったので即購入。

カレイが生きていた原理は新しく動画で解説しようと思っているが、タコと同じことがカレイにも言える。

魚ならなんでもいけるかもしれないが、条件が揃っていないので難易度が非常に高いのでカレイやヒラメ、オコゼといった底物は比較的強いので生きたまま陳列されているイメージがある。

 

夏場は温度が上がりやすいので鮮魚を買って飼育することは難しいかもしれないが、生きている可能性の高いものが売っていたら挑戦しようと思う。

ただ、秋から冬、春先と気温が高くない時期の方が購入してから水槽に入れるまでの間に”星になっている”という可能性を下げることができるので、真似しようと思っている方は秋の気温が低くなってきた時期からはじめてみよう。