イシガメの様子と生き物を飼育するなら覚悟がいるという話
餌を入れたらとりあえず咥えて暴れまわる我が家のイシガメちゃんをご覧下さい pic.twitter.com/bBEkKDVi38
— まつもと (@_matsup_) 2020年6月17日
元々はかなり小さかったのですがよく見ると甲羅に成長した跡があります。
特にうちのイシガメは元々が黒めの色をしていたので、動画などを見ると成長した部分だけ綺麗なオレンジ色が出ています。
木と同じようにカメの甲に年輪があるのがわかりますね。
なんで年輪があるのか?
理由は、夏と冬では成長速度に差があるからなんです。
何回冬を越したのか線を見ればわかるので、ある程度の目安になります。
しかし、年をとると線が消えてしまうカメもいるので必ずわかるというわけではありません。
※カメなど生き物を触った後はよく手を洗いましょう
(カメなどの爬虫類を感染源とするサルモネラ症の事例が報告されています。)
イシガメの記録は卵から孵化するところからスタートしました。
本当にあの時、卵が乾燥してへこんだ時は「これはやってしまったな」と思いました。
確実に死んでしまった。やはり、土から出したとしてもミズゴケを巻くべきだった…などと少し雑に扱ったことを後悔しながら、ダメ元で水を含ませたティッシュでくるんでやり、プリンカップの中に入れて見守りました。その後の検卵で中のカメが動いた様子が見られたのでとても驚きました。
野生下では孵化した後も土の中で過ごし、春になると地上に出てきて活動を開始すると言われています。しかし、部屋の温度が暖かかったのか1月〜3月の暖かい日には冬眠から目覚めていて動いていました。
過去に子亀を飼育していましたが冬眠は難易度が少し高く、栄養状態が悪い個体に冬眠させるのはかなりリスクがあります。特に今年は暖かい日が多く、うまく適応できないカメが多いと思います。起きているのに餌を食べない→餌を食べないけど起きているからエネルギーを使ってる→いつのまにか死んでいた なんてことが多かったのでは?
私の友人が飼育しているかなりしっかりとしたカメも、実家の5年目になるイシガメも暖かい冬の影響?からか冬眠に失敗して死んでしまいました。
冬眠させるべきか否かはかなり難しいです。
それに比べるとこの子亀たちは元気で、冬眠失敗の恐れなんてなさそうな大きい個体は餌を入れても食べなかったのに対して子亀はガツガツと食べていました。
やはり食べることのできる個体は残るのだと。私たちもしっかりと食事を摂りましょうね?
4月になるとすごく食べるようになりました。もう、食ってすぐに水が汚れるのでその都度水換えそしてあげないといけません。ろ過装置を入れてもいいのですが水換えを高頻度ですがすると無くても飼育はできます。特にイシガメは皮膚の病気になりやすいので清潔な水に保ちます。
こうしてみると、卵の時から様子を観察して時には失敗することもあり、驚きがあり、新たな発見があり、、、と、まるで育児のようです。視点を変えれば辛いことであったり、面倒なことであったりします。(表現として挙げましたが、もちろんカメの飼育よりも育児の方がしんどいのですが)しかし、辛い・面倒だというデメリットがあったとしてもそれを忘れさせてくれるようなメリット、感動や幸せがあるのもまた事実だと思います。
後半は生き物を飼育するのには覚悟が必要だという話
昨今問わずペットを飼いきれないから野外に放つことが問題になっており、直近では日本熊森協会が捕獲されて引き取った熊3頭が弱ってきたから山中に放獣したというニュースが話題になりました。
何度も言っていますが、生半可な気持ちで飼育してはいけません。単に「かわいそうだから」という感情で野生動物を拾うことはあるかもしれないが、その後 手に負えないから放つというのは無責任にも程があります。
生き物を飼育するのは立派な育児みたいなものです。愛情や責任を持って子育てができないのなら子供を作るべきではないと一緒で、愛情や責任を持って生き物を飼育できないのなら飼育すべきではないのです。覚悟が足りないのです。
貧乏人が生き物を飼育するな!とは言いません。りんごなど果物を食べるイメージがあるリクガメを飼育していますが、野菜よりもタンポポが好きでよく食べるように、実は餌コストがかからないかもしれない。これだとお金に余裕がなくても大丈夫かもしれないが、病院に連れて行って手術を受けさせた経験もある。生き物なので何が起こるかわからない。それは人間も同じだ。
餌代や光熱費、手術費用をさっと出せないようなら飼育すべきではないのだ。
いや、手術を受けさせなくてもいいのでは?野生動物は怪我をしても医者が見ることはほとんどないだろうと言われるかもしれない。手術を受けさせる/受けさせないは自由だが、まつもとは怪我をしているのに放置することはやってはいけないと思うのだ。
野生動物は文字通り”野生”で人が飼育していない自由の身の動物なのだから、鳥だと巣立ち雛や少し弱っている鳥は基本的には人が手を出さない方がいい。生きることもあれば死ぬこともあり、何か他の動物に食べられたりすることもある。死というあまり目にすることの無いイベントは意識し辛いが、生があれば死も当然ある。それが自然の摂理であり野生だ。
だが、ペットは野生動物とは違う。
犬や猫は面倒だけど生き物を飼いと思うなら、余程のことがないと失敗しない金魚鉢に砂と水草と金魚かメダカを入れて飼うのはどうか?
そこで育てるということについて改めて考えてほしい。単に餌だけやるのか、自然の一部を切り取ったような環境を再現するのか、孵化した稚魚を隔離して増やすのか、水草だけの水槽を作って水草を増やすのか。色んな楽しみができると思うが、育てることが楽しいよりも”面倒だな”が勝ってしまうのなら簡単な魚を飼育することすら向いていない。楽しいと思えて自発的に動けなければ生き物を飼育するべきではないのだ。
人の思想を強制することはしませんが、最近は価値観がズレているというのか(場合によっては私が異常で周りが正常なのかもしれないが)ニュース等で悲しい出来事を見ると何かがズレているのか、覚悟ができていないのか何なのか…言葉に言い表せないうやむやとした気持ちになる。
ほぼひとり農業、やっと収穫
ついに収穫することができました。
と言っても完全に放置してしまったのでやばい。
見事すぎる。おおよそ30cm。
食べ応えはあるし、スーパーで並んでいるきゅうりよりお得感はある。
実際に食べてみても種が口に残るとかはないが、これより大きくさせると完熟、すなわち、しっかりとした種ができてしまう。
ゴーヤを放置したら黄色になるように、きゅうりも放置すると緑から徐々に黄色になっていくのだ。
植物が種を作る理由はもちろん"自身の子孫を増やす"ことなのだから、きゅうりを完熟
させてしまうとその株は枯れてしまう。また、1本のきゅうりにエネルギーが取られてしまい他にも実をつけるはずだった雌花が枯れてしまうことだってある。だから、たくさん収穫したいならスーパーで売られているサイズくらいで収穫しよう。
ナスやズッキーニも収穫できた。
まつもと農園から pic.twitter.com/GwkNElJv3k
— まつもと (@_matsup_) 2020年6月8日
動画では収穫したきゅうりと干潟で回収したタコで酢の物、ズッキーニ、ナスを揚げ浸しにして食べた。揚げ浸しは油で揚げる工程はあるがその後は冷えためんつゆに浸すだけなので比較的簡単であり、キンキンに冷えた揚げ浸しはこの暑い時期にはうれしい。そして冷える際に味がよく染みるため、熱々のものではなく冷えたものを食べてもらいたい。
夏みたいな気温になっているが、まだ梅雨が始まったばかり。
夏野菜の収穫が始まってきたがまだ梅雨。この時期はトマトやナスには少し厳しい環境なのだが、うまく乗り越えたい。
よくよく思い出したら、ほぼひとり農業のはじまりはカラスノエンドウが生い茂っていた土地から出発した。早いものですねぇ…
【家庭菜園】2〜3年放置されて雑草が茂りまくった土地を畝立て!畑にしたい!!【ほぼひとり農業 #1】
雑草を取り除き畝立てをして、作物を植えた。
自宅待機で退屈な時こそ家庭菜園!買ってきた野菜苗を植えました【ほぼひとり農業 #2】
ちょうどこの辺りは新型コロナウイルスが広く認知され、緊急事態宣言が出た時期でもある。
食品の買い占めだけでなく、ホームセンターで作物の苗を購入する人も多かった。
作物の様子と畑の管理、それとおじいさん【ほぼひとり農業 #3】
定植してから数週間後の手入れの様子。この辺りからサムネイルが動画で出てくる作物が出てくる。
まだまだ草丈は低いが、花が咲き始める。ピーマンやナスは蕾や花が咲いたが、もう少し株が大きくなってから実をつけさせたいため、摘花した。
畑に害虫がやってきた!それとおじいさんからネギの苗もらいました【ほぼひとり農業 #5】
お隣で畑をやっているおじいさんから、兵庫県朝来市の特産品の岩津ねぎの苗と京野菜として有名な九条ねぎの苗をいただき、プランターや畝に植え付けました。
この辺りからアイコの花が枯れて実が出来はじめます。
ウリ科植物の葉がウリハムシに食べ尽くされそうになったのはこの頃です。
今まで30cm程しかなかった草丈が雨の後に急激に成長しました。
特にズッキーニの葉や茎がたくましく、もう少し株間を開けてもよかったと後悔しました。
気温が上がり、5月下旬にもかかわらず真夏のような暑さになりました。雨の日も多かったためか、急成長し、トマト(アイコ)は180cmを超えました。
少し早いかもしれないが、夏野菜が収穫できるように。
これはタコを捕獲した日に撮影した動画。
タコを獲る様子は撮っていない。(ごめんなさい。動画まわってないほうが生き物とかよく獲っています)
石をひっくり返したら石の底にひっついており、ひょんなことに干潟でマテガイを取っているキッズたちに見つかってしまい、子供たちから神のように崇められた。
そう、私はタコ神。子供たちに連れられタコを獲るはめになるのだが、子供たちの方もタコを捕獲することができた。ちなみに神、まつもとは翌日も干潟へ行き捕獲した。(さすが神である)