まつもとの雑記

理系のオタクが一般ピープルには理解されない"ディープな"趣味について書き綴ります

MENU

タナゴ釣りに行ったらブルーギルが釣れた

お久しぶりです。手の怪我が思ったより治りが遅くて辛いですが、釣りに行って来ました。

f:id:like_fish:20180610183753j:plain

私はタナゴ(バラタナゴ)を釣りに行ったのですが、外道が釣れてしまいました。

f:id:like_fish:20180610183659j:plain

タナゴ用の装備で釣りをしていたらタナゴではない凄い引きが…

f:id:like_fish:20180610183732j:plain

\バァーン/

f:id:like_fish:20180610183755j:plain

おまえかい…

前に小鮎を釣りに行った時も、外道として釣れた気がするぞ

仕掛けは切られたりしていませんが、タナゴが目視できなかったので断念。

かなりムカついたのでブルーギルを現地で締めて持ち帰り、家で調理します。

 

matsup.hatenablog.com

 

それでは

 

人に教えたい一番簡単なブルーギルの下処理

ブルーギルを釣って現地で締めた後、持ち帰って料理する人向けの内容です。あらかじめご了承下さい。また、ブルーギルには寄生虫がいます。食材の十分な加熱はもちろん、使用した包丁やまな板などの調理器具類も熱処理を忘れずに。

(下の写真はまな板の上にブルーギルを乗せていますが、牛乳パックを開いてまな板代わりに使う方がよいです)

f:id:like_fish:20180521225321j:plain

持ち帰ったブルーギル

現地で血抜きをして持ち帰り、家でウロコを取った後を仮定して話を進めます。

 

Step1

ブルーギルを立てて背骨まで刃を入れる

f:id:like_fish:20180521230057j:plain

f:id:like_fish:20180521230222j:plain

完全に頭を落とさない(この後、胸ビレと腹ビレが落ちるように切断します)

背骨に刃を当てて切断。力みすぎると内臓まで切断してしまいますが…

Step2

切れ込みを入れた部分(頭)を包丁で押さえて頭より下の部分を持ち上げる

f:id:like_fish:20180521230854j:plain

上手にできると写真のようになります。包丁で切れ込みを入れていない腹の方は持ち上げた時に切れます。この時、胸ビレと腹ビレが頭の部分にくっついていないと内臓が頭の部分についてこないかもしれません。

 

そして完成

f:id:like_fish:20180521231113j:plain

頭の方に内臓は付いているので、特に内臓を取る手間がありません。残った身の部分には卵もしくは白子が残ります。

身の部分に滑りがある場合は塩で揉んで滑りを落としましょう。ここで注意するのはブルーギルの背ビレが非常に鋭いということ。普通に刺さって怪我をします。

キッチンバサミ等で背ビレや尻ビレを切り落としておくと怪我をするリスクを下げることができます。

f:id:like_fish:20180521231308j:plain

卵や白子は形が潰れずに回収できるので料理に使ってみよう!

f:id:like_fish:20180521231415j:plain

ブルーギルの卵。この中には一体、どれだけの卵があるのか。非常に恐ろしい。

 

小さい個体はこのまま水気をキッチンペーパー等で拭き取り、油で揚げるだけで十分美味しくなる。大きい個体は骨が気になるので三枚おろしにして調理する方がよいかも。