ブルーギルを釣って現地で締めた後、持ち帰って料理する人向けの内容です。あらかじめご了承下さい。また、ブルーギルには寄生虫がいます。食材の十分な加熱はもちろん、使用した包丁やまな板などの調理器具類も熱処理を忘れずに。
(下の写真はまな板の上にブルーギルを乗せていますが、牛乳パックを開いてまな板代わりに使う方がよいです)
現地で血抜きをして持ち帰り、家でウロコを取った後を仮定して話を進めます。
Step1
ブルーギルを立てて背骨まで刃を入れる
背骨に刃を当てて切断。力みすぎると内臓まで切断してしまいますが…
Step2
切れ込みを入れた部分(頭)を包丁で押さえて頭より下の部分を持ち上げる
上手にできると写真のようになります。包丁で切れ込みを入れていない腹の方は持ち上げた時に切れます。この時、胸ビレと腹ビレが頭の部分にくっついていないと内臓が頭の部分についてこないかもしれません。
そして完成
頭の方に内臓は付いているので、特に内臓を取る手間がありません。残った身の部分には卵もしくは白子が残ります。
身の部分に滑りがある場合は塩で揉んで滑りを落としましょう。ここで注意するのはブルーギルの背ビレが非常に鋭いということ。普通に刺さって怪我をします。
キッチンバサミ等で背ビレや尻ビレを切り落としておくと怪我をするリスクを下げることができます。
卵や白子は形が潰れずに回収できるので料理に使ってみよう!
ブルーギルの卵。この中には一体、どれだけの卵があるのか。非常に恐ろしい。
小さい個体はこのまま水気をキッチンペーパー等で拭き取り、油で揚げるだけで十分美味しくなる。大きい個体は骨が気になるので三枚おろしにして調理する方がよいかも。