はい、タイトルでモリーユ茸とか調子に乗って書きましたが、アミガサタケの事です。
前回、山で野草を採取している時に偶然見つけたものです。
▲アミガサタケ(モリーユ)
アミガサタケが生えるピークは4月なので、私が採取した時期は少し早めです。
しかし、4月に採取するアミガサタケはたいてい虫に食われているので、虫もあまり活動しない寒さが残る3月下旬に採取するのは良いのではないかと私は思います。
▲採取したアミガサタケ
カットすると中に先客が入っていることがあるらしい。ほとんどがダンゴムシやワラジムシ、ハサミムシなのだが、私の場合は…
ムカデ!!
ビックリしました。包丁で真っ二つになってないのがこれまた凄い。
昔話の『桃太郎』で、おばあさんが桃を真っ二つにしたのに桃太郎が切れてないのと同じです。
ムカデは置いといて… 調理にとりかかります。
前々から料理の記事は書いていましたが、今回はこの記事を見た方にも作ってもらいたいという事でレシピを載せておきます。
モリーユ茸のクリームパスタ
[材料 3〜4人分]
モリーユ茸(アミガサタケ) 6 個
クリーム煮ソース 1袋 ( 200 g )
牛乳 100 ml
バター 大さじ1
塩・コショウ 適 量
パセリ 適 量
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※今回は市販のクリーム煮ソースを使いましたが、生クリーム等を用意して自分で作るのも良いと思います。また、鶏もも肉、タマネギ、茹でたブロッコリー、その他キノコを入れると彩りがよくなるかと思います。
[ 手 順 ]
1.モリーユ茸の石突を切り落とし、流水でさっと汚れをとる。
2.モリーユ茸を縦にカットする。大きさによって1/2か1/4かにカット。
3.フライパンにバターを入れて火にかける。
バターがムース状になったらモリーユ茸を入れて、軽く炒める。
4.クリーム煮ソースと牛乳を加える。
5.とろみが出たら、塩・コショウをして味を整える。
6.パスタと絡める。
7.皿に盛り付け、パセリを加えて完成。
もう、気分はおフランス。欧米では珍重されるトリュフに次ぐ高級キノコ、モリーユ茸を使っています。
お味のほどは…
ゥンまああ~いっ
あ、失礼。Délicieux C’est vraiment très bon!*1
香りが良く、スーパー等で売られているキノコとは違ったうま味があります。また、キノコに味がしみています。
今回はベーコン等を入れず、素材の味を楽しむためにシンプルに仕上げました。
カサの部分の見た目は蜂の巣みたいで食欲が失せそうですが、美味い。
これからがアミガサタケが生えるピークなので、採取できたら別の方法で調理したいと思います。
アミガサタケは公園や雑木林、道端など探すと意外なところに生えています。 この記事を読んだ方は早速、アミガサタケを採取して調理してみてはどうでしょうか?
※前回の記事にもありますが、生食はしないで下さい。十分に加熱調理して下さい。
最後になりますが、わたくし、ブックマークコメント機能を最近になって発見しました。まだまだ完全に使いこなせていないのでコメントの返信等はできませんが、ひとつひとつのコメントを確認しております。
まだまだ未熟者ですが少しずつ頑張っていきますので、今後とも宜しくお願い致します。
*1:訳:本当にとても美味い!