前回の海浜散策で拾ったムラサキガイについてです。
あれから、気になったので調べてみました。
ムラサキガイ (シオサザナミガイ科)
名前の由来は貝殻についている褐色の薄い膜(殻皮)の下は紫色だからと言われています。
ムラサキガイやアケボノキヌタ、フジナミガイの見分け方としては、殻頂の位置や白線の有無の違い、貝殻の形で見分けることができます。
ちなみに、このムラサキガイは兵庫県レッドリスト(2014) Aランク、環境省版レッドリスト 絶滅危惧Ⅱ類 (VU)に指定されています。
検索すると兵庫県内では姫路市、たつの市、洲本市に分布しているそうだ。
高密度に生息する干潟が存在するが、その範囲は狭く、環境変化で容易に消滅する可能性が高いとのこと。
http://www.pref.hyogo.lg.jp/JPN/apr/hyogoshizen/reddata2014/3-6-1.html
ムラサキガイ
http://www.pref.hyogo.lg.jp/JPN/apr/hyogoshizen/reddata2014/list1/117_murasakigai.pdf
ムラサキガイ(貝殻)を発見した場所は先ほど紹介した3つの市ではないので、実はよく探すと他の市の干潟にも生息しているのかもしれない。また、地形などの環境的要因や捕獲できなかった等で生息地のリストから除外されている可能性がある。
生きたムラサキガイが見つかる可能性があるので、しばらくこの海浜公園に通おうかと思います。
最近は検索すれば生き物の名前や生態など多くの情報が手に入りますが、ムラサキガイなどのマニアックな貝を調べてもなかなかヒットしません。
とりあえず、図鑑欲しい。
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下のリンクは後日、ムラサキガイを探しに行った記事になる予定