まつもとの雑記

理系のオタクが一般ピープルには理解されない"ディープな"趣味について書き綴ります

MENU

スーパーのホタテガイを飼う 後編

f:id:like_fish:20180306133855j:plain

 

matsup.hatenablog.com

 

前にホタテガイを買ってきて水槽にブチ込みましたが、思っていたよりもホタテガイが新鮮で、生きている個体が多くいました。そして、スーパーで購入したホタテを調べることで、新たな発見がありました。

それは…

口が開いていても死んでいないということです!

 

パックの中でほとんどのホタテが口を開いていても、8割は生きていました。後はこの生きている個体をいかにして水槽に適応させるかです。やはり、北海道や青森から仕入れているので、生きていても弱っている個体ばかりです。

 

さて、突然ですがここで問題を出します。この「まつもとの雑記」を読まれている方の中に、私と同じようにホタテを飼育したい方もいるかもしれません。ホタテを見分ける力を養ってください。

 

問題:どちらも生きているホタテガイですが、元気な個体は左右のうちどれ?

 

f:id:like_fish:20180306134015j:plain
f:id:like_fish:20180306134019j:plain
生きているホタテ

 

 

 

はい、答えは…

f:id:like_fish:20180306134019j:plain

右の写真のホタテでした。

ポイントとして、貝ひも付近の触手の数がたくさん見えるという点で、アワビも元気な個体は触手がたくさん出ています。弱っていると、出ている触手の数が少なかったり、力が抜けたようになっています。

右の写真のホタテは左の写真のホタテにはない細かい触手が出ていますので、右のほうが元気な個体ということになります。

 

 

最後に、ホタテを水槽に入れる際に注意する点は、入れすぎない。別の水槽で生存確認をしてから入れる。この2点だけ。100%の確率で水が白濁りになります。(あと、前編では触れなかったけど、水温は重要)

この2点の注意点と生きている個体を選別できる能力があれば、楽しいホタテ飼育ライフを送ることができるのではないでしょうか?

 

それでは